科学的に産み出されたものを研究論文として発表することは、研究者にとって喜びであると同時に社会にとっても重要なことです。
それは看護学にとっても同様です。
最近では、紙媒体での冊子形式からインターネット上で自由に読むことができる電子媒体のものも増えてきました。
ただ論文を発表しているのは「個人(やグループ)」であっても出版しているのは、学会であったり民間業者であったりするのは今も昔も変わりません。
研究者でなくても、ググってしまえば研究論文に簡単にアクセスできるようになっています。ですが、いまいち分かるような分からないような、研究者にとっても一般の方にとっても届きづらい部分があるのは、今も昔もあまり変わらないように思います。
このサイトでは、看護学を学び始めた方々、研究を始める大学院生、面倒くさいけど研究をしないといけなくなった臨床におられる看護職の方々の1ミリでも役に立てば涙するという思いで、看護に関する研究を紹介していこうと思います。
このサイトは2022年1月1日から運営開始いたしました。
ここの管理者も、一応、博士の学位をもつ研究者(はしくれ)です。
「いや本当かどうか分からない」と言われると、ぐうの音も出ません汗
発信する情報に責任をもたせるためにも、いずれオープンにできればと思っていますが、まだ準備が整っておりませんので、折を見てアップできればと思います。
本題です
管理者が研究者と言っても、「看護学」を修めてきたわけではありません。 専門分野が「看護」と言えるほどのその分野の研究もしてきておりません。 ただ現在、看護学に片足以上突っ込んでいて、今後もこの分野でとりあえず頑張っていこうと決めた以上、深めていく必要性を感じています。
イントロダクションで「看護学を学び始めた方々、研究を始める大学院生、面倒くさいけど研究をしないといけなくなった臨床におられる看護職の方々の1ミリでも役に立てば涙するという思いで、看護に関する研究を紹介していこうと思います。」と上から目線で書いちゃっていますが、これはそのまま自分自身にも当てはまります。完全にブーメランです。
看護の定義は以下とあります。
あらゆる場であらゆる年代の個人および家族、集団、コミュニティを対象に、対象がどのような健康状態であっても、独自にまたは他と協働して行われるケアの総体である。看護には、健康増進および疾病予防、病気や障害を有する人々あるいは死に臨む人々のケアが含まれる。
日本看護協会
なんか広いですね。
すなわち看護学とは「健康増進と疾病予防(+α)を目指す実践(ケア)を突き詰める学問」ということになりますが、ここに治療は含まれないわけです。
この辺りを改めて自分の言葉できちんと落とし込めるように整理して、アウトプットすることをこのサイトの目的地にしたいと思っています。
おそらくメインは、なるべく新しい看護国際誌からの論文紹介、研究デザインの話、たまに研究に関してただ感じていることや小さな発見的記事になるかと思います。場合によっては統計についても書くことがあるかもしれません。
紹介する論文は、当面、原著論文や量的研究を行っているもの中心になると思います。 理由はひとえに管理者にとって、なじみ深いからです。つまり読みやすい汗。 また、記事毎に看護の分野で分けていった方がよいのでしょうが、必要があれば追ってやりたいと思います。
2022年11月に更新予定
2022年12月に更新予定